ポケモンカード初心者の悩み
ポケモンカード初心者
「ポケモンカードに慣れてきたから、色々なカードを使ってデッキを強化したいな。でも、どんなカードをデッキに加えればいいんだろう?」
この記事では、そんな悩みを解決します。
本記事の内容
- 慣れてきたら使いたいカード
初代ポケモンカード(旧裏面)をプレイし、子育て世代になってポケモンカードに復帰した筆者が、対戦→デッキ改良→対戦→デッキ改良・・・を繰り返しながら蓄積したノウハウを公開しています。
デッキに入れたい汎用カードを「最初に集めたいカード」、「慣れてきたら使いたいカード」に分けて紹介しています。そして、この記事では「慣れてきたら使いたいカード」を紹介していますので、ポケモンカードを始めたばかりのあなたでも、デッキをスムーズに改造できます。
*2025年1月24日(金)からスタンダードレギュレーションが変更され、レギュレーションマーク「F」のカードがスタンダードレギュレーションで使用できなくなります。そのため、この記事では、レギュレーションマーク「G」、「H」のカードを紹介しています。
ちなみに、「最初に集めたいカード」は別の記事で紹介しています。
慣れてきたら使いたいオススメ汎用カード
グッズ
カウンターキャッチャー
カウンターキャッチャー
このカードは、自分のサイドの残り枚数が、相手のサイドの残り枚数より多いときにしか使えない。相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。
グッズにも関わらず「ボスの指令」の効果が使える非常に強力なカード。残りサイド枚数が相手よりも多いとき(相手にリードされているとき)しか使えませんが、サポート権を使わずに相手のベンチポケモンを呼べるというのは非常に強力な動きになります。ゲーム終盤に《カウンターキャッチャー》で相手のベンチにいる《ビーダル》のようなシステムポケモンを倒して、《ナンジャモ》で相手の手札枚数を減らして逆転を狙うといった使い方がされます。多くのデッキに1~2枚採用されており、是非とも使ってほしいカードです。
大地の器
大地の器
このカードは、自分の手札を1枚トラッシュしなければ使えない。自分の山札から基本エネルギーを2枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
基本エネルギー2枚を持ってくることができるグッズで、非常に汎用性が高く、様々なデッキで採用されています。汎用サポートカード《ペパー》で持ってくることもできるので、デッキに1~2枚入れておくとエネルギーがなくて困るという状況は解消しやすくなります。
夜のタンカ
夜のタンカ
自分のトラッシュからポケモンまたは基本エネルギーを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。
トラッシュからポケモン、基本エネルギーを直接手札に戻せる非常に汎用性の高いカード。類似カードである《すごいつりざお》は合計3枚山札に戻すのに対して、《夜のタンカ》は1枚だけですが直接手札に戻すことができる点が非常に便利です。スタジアムカード《ポケストップ》との相性も非常によく、《ポケストップ》の効果でトラッシュされたポケモン、基本エネルギーを《夜のタンカ》ですぐに手札に加えられるのもいいですね。
非常に汎用性が高く色々なデッキで使われることからシングル価格が500円を超えていますが、2024年12月6日に発売するハイクラスパック「テラスタルフェスex」での再録が決まったのが朗報です。12月6日になると値段が下がって買いやすくなるので、急ぎで必要でなければ再録まで待つのもありだと思います。
ともだちてちょう
サポート
ジャッジマン
ジャッジマン
おたがいのプレイヤーは、それぞれ手札をすべて山札にもどして切る。その後、それぞれ山札を4枚引く。
相手の手札を入れ替えられる強力なサポートカードで、うまく使えば逆転につなげることができます。
先ほど紹介した《ナンジャモ》も似たような効果のカードで、使えるタイミング、手札の山札への戻し方、ドロー枚数がそれぞれ違うので、表にまとめてみました。実際に使ってみて、デッキにあった妨害カードを使うのがいいと思います。
ナンジャモ | ジャッジマン | |
使用条件 | 制限なし | 制限なし |
手札の戻し方 | 山札の下 | 山札に戻してシャッフル |
自分のドロー枚数 | 自分の残りサイド枚数 | 4枚 |
相手のドロー枚数 | 相手の残りサイド枚数 | 4枚 |
アカマツ
アカマツ
自分の山札から、それぞれちがうタイプの基本エネルギーを2枚まで選び、相手に見せて、どちらか1枚を手札に加え、残りのエネルギーを自分のポケモンにつける。そして山札を切る。
ポケモン
キチキギスex
【特性】さかてにとる
前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていたなら、自分の番に1回使える。自分の山札を3枚引く。この番、すでに別の「さかてにとる」を使っていたなら、この特性は使えない。
ミュウex
【特性】リスタート
自分の番に1回使える。自分の手札が3枚になるように、山札を引く。
【ワザ】ゲノムハック 無無無
相手のバトルポケモンが持っているワザを1つ選び、このワザとして使う。
特性、ワザともに優秀なポケモン。デッキに何枚も入れるというよりは、サブポケモンとして1枚採用されるのが多いカードです。
特性「リスタート」は手札が3枚になるまで山札を引くことができる特性で自分の番に1回使えます。手札の補充手段の少ないデッキでは採用を検討しても良いでしょう。
あと、ワザ「ゲノムハック」が優秀で、3エネ(無無無)ですが、無色なので比較的使いやすく、相手のバトルポケモンのワザを使うことができます。《かがやくゲッコウガ》のゲッコウシュリケンを使って相手のポケモンを2体倒したり、《リザードンex》のバーニングダーク、《ギラティナVSTAR》のロストインパクトで相手を一発で倒したりと、相手の強さを利用して強力なワザを使える点が優秀です。
「シャイニートレジャーex」で再録されたおかげでシングル価格も下がったので持っていないなら1枚手に入れておくのをオススメします。
ピジョットex
【特性】マッハサーチ
自分の番に1回使える。自分の山札から好きなカードを1枚選び、手札に加える。そして山札を切る。この番、すでに別の「マッハサーチ」を使っていたなら、この特性は使えない。
ヨルノズク
【特性】ほうせきさがし
自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、自分の場に「テラスタル」のポケモンがいるなら、1回使える。自分の山札からトレーナーズを2枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
ラティアスex
シャリタツ
テツノツツミ
ジラーチ
【特性】ステラヴェール
このポケモンがいるかぎり、自分のベンチポケモン全員は、相手のたねポケモンが使うワザの効果で、ダメカンがのらない。
《ヤミラミ》のワザ「ロストマイン」からベンチポケモンを守ることができるカード。《ヤミラミ》はロスト系デッキには必ずと言っていいほど搭載されているため、ロスト系デッキが活躍している環境下では、1枚はこのカードを採用しておくのが良いでしょう。
ポケモンのどうぐ
緊急ボード
緊急ボード
このカードをつけているポケモンは、にげるためのエネルギーが1個ぶん少なくなる。そのポケモンの残りHPが「30」以下なら、にげるためのエネルギーは、すべてなくなる。
学習装置
学習装置
自分のバトルポケモンが、相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつするたび、そのポケモンについている基本エネルギーを1枚選び、このカードをつけているポケモンにつけ替えてよい。
勇気のおまもり
勇気のおまもり
このカードをつけているたねポケモンの最大HPは「+50」される。
スタジアム
ゼロの大空洞
ゼロの大空洞
自分の場に「テラスタル」のポケモンがいるプレイヤーが、ベンチに出せるポケモンの数は8匹になる。(このカードがトラッシュされたときか、自分の場に「テラスタル」のポケモンがいなくなったとき、ベンチが5匹になるまでトラッシュする。おたがいにトラッシュするなら、このカードの持ち主から行う。)
タウンデパート
タウンデパート
おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の山札から「ポケモンのどうぐ」を1枚選び、相手に見せて、手札に加えてよい。そして山札を切る。
あとがき
今回紹介したカードは、様々なデッキに使われるため、デッキを組むためのカードを増やしていきたい人が優先して集めておいた方が良いカードになります。長く使える汎用カードを中心に紹介しましたので、ぜひ初心者の方は、これらのカードから集められるのがいいと思います。
また、どのタイプのデッキでもよく使われる汎用カードを別記事で紹介していますので、良かったら参考にしてみてください。